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《自業自得》( じごうじとく )とは?|ベル少短 かわら版 VOL.23

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自業自得》( じごうじとく )

仏教が浸透する以前のインドではバラモン教が全盛期を迎えておりました。

その当時、お釈迦様のところへ、一人の男が訪ねてきて、こんな質問をしました。
「バラモンたちが言うには、彼らが祈祷をすれば、死者は天界に生まれるという。あなたがやっているのもそのような祈祷なのですか・・・?」

お釈迦様は、その質問に答える前に、こんな質問をされました。

「では尋ねるが、大きな石を池に投げ込んで、“石よ浮かべ”と、お祈りすれば石は浮くだろうか?」

「いいえ、石は沈みます」

「油を池に投じると皆で“油よ沈め”と祈祷すれば油は沈むだろうか?」

「いいえ、油は浮くにきまってます」

「その通りだ、そなたの質問に答えるならば、悪業を積み重ねた者は、死後、地獄に堕ちる。逆に、善業を積み重ねた者は天界に生まれる。祈祷によって、天界に生まれるわけではない。これがわたしの解答である」
とお釈迦様は教えられました。

これが「自業自得」の教えです。

私達は、自分の行為(自業)の責任をとらねばなりません、他人に肩代わりは頼めないのです。私達は必然的に、自分の業(行為)の責任をとらされます。

逃げようとしても、逃げることはできない、これが「自業自得」なのです。

三面記事》( さんめんきじ )

新聞の社会面をなぜこう呼ぶのでしょうか?

三面記事といえば社会面の俗称、下世話な興味をそそるようなゴシップ記事のことをやや軽蔑的なニュアンスでこう呼ぶこともあります。

この呼び名は、昔、新聞が四面しかなかったころの名残なのです。

明治時代の新聞は四面で構成されていて、一面は広告、二面は政治・経済、三面が社会面、四面には連載小説、家庭・文化記事が載っていました。
それで社会面の記事のことを三面記事と呼ぶようになったのです。