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《七夕》( しちせき )とは?|ベル少短 かわら版 VOL.29

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七夕》( しちせき )

七夕(しちせき)というのは、旧暦の七月七日の夕方のことを指します。

「たなばた」と読ませるのは、古代中国の「織女(しょくじょ)伝説」によるものです。

「たなばた」というのは、もとは布を織る機(はた)のことで、その機に棚がついていたので「棚機」(たなばた)と呼んだといわれています。

七夕祭りの起こりは、織女星と牽牛星の年に一度の逢瀬の日を祝い、特に織女星が非常に上手な織り手でした。

そこで機織(はたおり)だけでなく、どんな技術もうまくなる、字も上手になると七月七日の早朝に朝露で墨をすり、短冊に詩や短歌を書いて竹の枝につるし、庭先に飾ってはこの星にお供えしたのが始まりです。

今年の七夕は“技術向上を目指した”短冊に祈りをこめるのもいいかもしれませんね。